コモタローのあれこれ☆ブログ

育児、趣味など日々のあれこれを綴っています。

歳取ると『火垂るの墓』に弱くなる

8月15日は終戦記念日。


平和がどれほど尊いものか、心の中にしっかりと刻んでおかなくては。


そんなこの季節、よくテレビで『火垂るの墓』が再放送される。
正直、子どもの頃に見て好きじゃなかったので、再放送されていても20年くらい見てなかった。


が、去年?だったか、たまたま旦那さんがチャンネルを替えてそのままにしていたのを、見てしまった。
ヤバい。
涙腺崩壊どころじゃなくヤバい。
涙が止まらん。


何年か前に同い年の友達が、
『火垂るの墓見て泣き過ぎて、次の日まで泣きよって、呆れた旦那に「もう二度と見るな」って言われた(笑)』
なんて話していたのを、
『んな、大袈裟な~!』
と笑っていたけど…これ、本当にそうだー!


見ながら涙と嗚咽が止まらんし、CMになっても、終わっても、頭の中にグルグルと色んな場面が思い出されて、悲しいわ辛いわで泣いてしまう。


元々私は涙もろいタイプだけど、妊娠・出産を経てもっともーっと涙もろくなった。
もう、すぐ泣く。
何でも涙が出て、全然こらえられない。
スーパーのレジのおばちゃんに、
『ありがとね!』
と言われただけで涙が出る(笑)。


あぁ、歳だなぁ。


子どもの頃に見た時は、戦時中の理不尽な事が続くのとか、せつこがワガママを言うとことかに、悔しさとか腹立たしさを感じて、凄く後味の悪い映画!って思ってた。
その印象が去年まであったのに、自分が親になって見ると全く違う。


やっぱり、せつこと我が子の姿が重なってしまうんだと思う。


どの場面もどのセリフも、酷いとか可哀想とかを越して、痛い痛い。
2、3日心が重いというか、気持ちが晴れなかった。


今はみんな親になった友達と集まった時にも、
『火垂るの墓はもう見れんよ』
『ほんまにもうムリムリ』
という結論で全員一致。


『火垂るの墓』
もう見れないな、きっと。